Previously on...

前回までのあらすじ

下町ロケット 第10話 「ガウディ」編 第5話 あらすじ

スポンサーリンク

佃社長は椎名に対して徹底抗戦することを宣言する

 

佃と椎名の直接対決の火蓋が切って落とされる

 

以下、ネタバレ注意

 人工弁を必要としている

「清人」の容体が芳しくなく

「ガウディ」の製作に一刻の猶予もない

 

佃社長は中里に対して、尋問をする

中里は佃社長が「自分が人工弁の設計図を佃から持ち去ったことを知っている」

と気づいた中里は、窮地に立たされていた

 

中里はコアハートを開発部の「横田」と再確認する

データの数値は問題ないと判断した中里は安心するが

横田は更に調査を継続する

 

佃もジャーナリストの「咲間」から

サヤマ製作所の実験データの資料を受け取り

「データ偽装」を行われているのではないか、と疑惑をもつ

サヤマ製作所の「横田」もデータ偽装の末に

みすみす事故を起こし、治験患者を死亡させた

サヤマに絶望し

会社を去ることを決断する

中里もデータ偽装のためにバルブを作らされている、と気づき落胆する

 

佃はデータ偽装の件について、帝国重工「財前」の手を借りることにする

 

佃社長の娘「利菜」は帝国重工の面接試験に臨んでいた

 

財前は富山にサヤマを調査するように要請するが

富山に断られる

富山は椎名と裏で会合を行っていた

しかし富山はその場で上司「石坂」に貶され

裏金を椎名から授受しているところを目撃し

財前に協力し調査を行う

その結果「データ偽装」であると結果をくだす

 

財前は佃社長にサヤマの「データ偽装」について報告する

しかし「椎名本人が関わっている証拠」がまだ足りない・・

 

椎名はデータを削除し「月島」に命令される

しかしデータ削除中に、中里が現れる

自分が「この会社に呼ばれた本当の意味」について

怒りを露わにして詰問する

 

椎名は貴船に一本の電話をかける

アジア医科大がジャーナリスト咲間の編集部と佃製作所を相手取り

訴訟を起こしたのでった。

 

佃製作所に現れた中里は全てを打ち明ける

「コアハートの設計図を持ち出したこと」

「自分が椎名に利用されたこと」

佃社長、山崎、殿村は正直に告白した中里を暖かく受け止め

「本当に責任を負うべき人間は他にいる、そいつを絶対に許さない」とし

佃社長は咲間の編集部へ足を運び

訴訟の件は気にせずに記事を掲載するように懇願する

 

帝国重工の会議中に財前が現れ

サヤマ製のバルブに反対すべきと藤真社長に直談判する

石坂は椎名社長の手腕引いては、サヤマ製作所の恩恵を熱く語る

明日発売の週刊誌「コアハートの欠陥 データ偽装」についての記事を藤真に手渡す

 

石坂は「週刊誌ごときを信じるな」と反論するが

財前は石坂が椎名から裏金を渡されたことを話し

石坂は窮地となる

窮地とみるやいなや本部長「水原」は手の平を返し財前に味方する

 

財前は改めて佃製作所を信じるように勧める

藤真社長は「サヤマ製作所の真偽がハッキリするまで一切の取引を中止する」

と同時に

「佃製作所のバルブシステムを採用する」

と決断する

 

佃社長は翌日発売の週刊誌を手土産に

サヤマ製作所を訪れる

「60%の製品でもないよりマシ」

「10人中6人助かり、4人死ぬ」

「それでもないよりはマシ」

と詭弁を振りかざす椎名

それに対し

「そんな質問に答えられる者はいない」

「それでも10人を救うように努力するしかない」

「あんたの偽装のせいで、全ての技術者の努力を水の泡にした」

と話す佃社長

 

佃者は咲間から聞いた椎名社長の父についての話を持ち出す

「社員を救うために、自分の命、会社を失った」

そんな過去を持った椎名社長は

「金」を最優先と考えるようになってしまっていた

 

佃は切り札として「月島の告発音声」を椎名に聞かせる

椎名はこれを聞き絶句する

そして「必ずまた這い上がってやる」と返す

佃は椎名の父が開発した特許技術が

次のロケットに採用されたことを打ち明け

「お前の父はナンバーワンになった。次は正々堂々と勝負しろ」と言い

その場を後にする

 

その後椎名は逮捕され、貴船も立ち入り捜査の手が入り

窮地に立たされる

日本クラインもサヤマ製作所に責任をなすりつけ

佃にもう一度バルブ製作を依頼することにする

 

佃製作所に訪れた日本クラインだったが

顧問弁護士「神谷」が現れ、特許侵害している旨を突きつける

 

帝国重工は佃とロケットエンジンバルブの共同開発を再開することとなる

そして「ガウディ」の開発に着手し

臨床試験に臨めるまでの精度の製品が完成し

治験には少年「清人」が選ばれることとなる

 

手術は成功し、「ガウディ」も正常に作動する

「ガウディ」が命を救った瞬間であった

 

3年後

ガウディの臨床試験も順調に進み

新たなロケット打ち上げの日を迎えていた

ロケットは無事打ち上がり

歓喜に沸く一同

早速「次の改良版エンジンバルブに向け、製作を続けよう」と意気込む

そこへ椎名が現れ「次こそはウチが勝つ」と宣言する

 

技術者達の夢への戦いは永遠に続く