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前回までのあらすじ

下町ロケット 第9話 「ガウディ」編 第4話 あらすじ

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「コアハート」の臨床試験中に不具合が生じ

患者が重篤状態となってしまう・・

 

コアハートの設計を佃製作所から持ち去って

設計していた中里は、この不具合を知りつつも

サヤマ製作所の「椎名」からのプレッシャーがあったことで

隠してしたまま、臨床試験に臨んでしまっていた・・

 

アジア医科大の「貴船」教授は、事態のもみ消しに奔走し

責任を他者へなすりつけるために必死となる 

 

一方、佃製作所はロケットエンジンバルブ供給を

サヤマ製作所との共同製作を優先され

契約を打ち切られてしまうのであった・・

 

以下、ネタバレ注意

 帝国重工との契約がなくなったことで

他者との契約も打ち切られてしまい

「ガウディ製作どころではない」と落ち込む佃社長

 

そんな折、椎名社長と出くわし、挑発を受ける佃の面々

 

佃製作所も「コアハート」で不具合の件を「真野」の話から知る

「このままでは新たな犠牲者がでてしまう」

懸念する佃社長、山崎であった・・

 

サヤマの開発部「横田」は

新たに開発部マネージャーとなった「月島」が

試作品を就任直後に納品したことを怪しく感じ

調べて欲しいと、「中里」に要求する

焦った中里はこれを拒否する

 

貴船から責任をなすりつけられた

研修医の「牧田」は

自分ではなく「コアハートに欠陥があるのでは」と反論する

しかし、高知へ事実上の「左遷」命令を下されてしまう

納得のいかない牧田はジャーナリストの「咲間」に

「コアハート」の件を告発することを決意する

 

「咲間」は「コアハートの不具合」をもみ消しているのでは、という疑惑があり

その動作不良の可能性について佃製作所を訪れていた

佃社長は情報が少なすぎて、と断るが

設計図があれば、欠陥について指摘できるのでは、と問いかける

「殿村」はそんなことをしたら、医療訴訟になってしまい

それに関わっているとなったら

「ガウディ」の認可について不利が生じると考え、断りを入れる

佃社長は咲間になぜそこまでこだわって調査を続けているか、と問う

 

咲間には今回の不祥事のように医療事故で夫を亡くした過去があった

それを聞いた佃社長は協力することを承諾し

殿村も渋々了承する。

咲間が設計図を佃に預ける

その設計図は山崎が設計した数値そのもの

「中里」が佃から持ち去り流用したことを確信するのであった・・

 

貴船は咲間が嗅ぎ回っていることを知り

牧田の仕業ではないかと察知する

椎名は貴船に対し、あえて牧田を許し

「目に届く場所に置いておく」方が得策と助言する

 

椎名は「中里」に試作品の製作を続けさせ

「コアハートに欠陥はなかった」と答えると同時に

もし納期に間に合わなかったら

「技術者として二度と生きていけないようにしてやる」

と脅迫される

 

北陸医科大学の論文は

相変わらず貴船の圧力によって評価されずにいた

「医者のありかた」について疑い、苛立ちを感じていた

「一村」と「真野」であったが

自身の子供の患者に出会い

因縁の相手貴船と

「ガウディ」を共同製作することをお願いしに向かうと決意する

 

佃製作所は、基準値をクリアする「ガウディ」の試作部品の製造に成功する

歓喜に沸く佃製作所

それを聞いた真野であったが

一村は貴船の元へ向かった後であった・・

 

貴船は一村の申し入れを一蹴する

自分のプライドを捨て

必死に懇願する一村であったが

軽くあしらわれ

「無様だな」と吐き捨てられ立ち去られてしまう

 

PMEAをキャンセルしないか、と佃社長に提案する一村

そこへ咲間が現れる

新型「ガウディ」の数値を報告する山崎

そしてPMEAの面談をキャンセルすることはできない、と話す佃社長

一村は佃製作所の社員たちに歓迎され、試作品を見せられる

佃社員を慮る一村

人工弁を使用した手術に成功した患者「圭太」からの

お礼の手紙を佃社員に手渡す

佃製作所、一村は改めて

「子供達」のためにPMEAの面談に臨むことを決意する

 

そして第3回のPMEAの面談の日を迎える

性能が改良された試作品を披露する一村

その前に「前回の問題点が改善点」が解決していないことで

話を打ち切ろうとするPMEAの「滝川」

「ガウディの重要性」について熱く語る佃製作所の面々

「会社の大小ではなく、製品の重要性について議論すべき」

PMEAの「滝川」以外に、その熱意が通じ始める

その「公平性」について逆に滝川に、貴船教授との関係について

密会写真を突きつけ、二人の関係、「ガウディを乗っ取るつもりではないか」

と突きつける

しかし滝川以外にその熱意が通じたことを感じた佃社長は

「そんな告発なくても、この人工弁が最高の品であることは変わらない」

と断言する佃社長

PMEAのリーダー「山野」は

「滝川」を「PMEAの恥」と断罪し

立ち去るように命令する

山野は

「1日も早く「ガウディ」を製作し、多くの子供を救って欲しい」

と話す

佃製作所、東北医科大、桜田は認可への大きな一歩を踏み出すことに成功する。

 

滝川はPMEAを外されたものの

「コアハート」の臨床試験は続けられる、と咲間から知らされる

佃社長と山崎

「できたものをできたように見せかけているのではないか」

とサヤマを疑う

 

咲間は椎名社長と取材の場に

佃社長と山崎を同席させる

そこで設計図を椎名社長に見せ

その件について「流出したのではないか」

と質問する佃社長

「本当はできていないんじゃないか」

「中里が持ち出し、日本クラインに持ち込んだのではないか」

と確信に近い質問を続ける

すると椎名の態度は豹変し

「ジャーナリストのせいで助かるはずの命の足止めをしている」

「あんたのしている仕事は人殺しと一緒だ」

と咲間を激しく非難する

佃社長は

「あんたの方こそ人殺し」

と反論し

佃社長は椎名を徹底的に調べ、徹底抗戦することを宣言するのであった!