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前回までのあらすじ

下町ロケット 第8話 「ガウディ」編 第3話 あらすじ

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サヤマ製作所と癒着のあるPMEAの滝川は

佃製作所が中小企業であることを理由に

「認可」を下ろそうとしない

 

それでも佃社長は

「支援してくれ、信頼できる大企業」のを見つけると啖呵を切るのであった・・

 

以下、ネタバレ注意

資金の底が尽きるまで時間のないサクラダ

ロケットエンジンバルブ供給

人工弁とどちらもサヤマに契約を奪われかねない状況にあった佃製作所であったが

佃社長は「どちらもサヤマに負けるわけにはいかない」と意気込む

 

サヤマは日本クライン、PMEA、アジア医科大だけではなく、

帝国重工にも根回しを行い、「共同開発」することになっていた

その結果、佃制作所には帝国重工から無理なスケジュールを突きつけられる

 

サクラダ社長とアジア医科大の一村、真野は厳しい状況ながらも

まだ諦めてはいなかった

佃もその思いに応えるべく、部品の改良に勤しんでいた

そして完成した新型バルブを

帝国重工の「財前」に確認してもらい高評価を得る

さらにかつての不具合の経験を活かして

それを除去するための部品「シュレッダー」を披露する

水素エンジンに異物が混入した場合の誤作動を防止する部品を見て

財前は佃への評価を高め、「共同開発したい」と言質を得ることに成功する

すると佃社長は「共同開発の条件」として

現在の「ガウディ」計画の支援を申し出る

「ガウディ」計画の重要性について熱く語る佃社長

財前はひとまず「医療部門の担当に持ちかけてる」と佃社長に伝える

 

佃社長は「目には目を、共同開発には共同開発」と

サヤマ製作所には決して屈しない姿勢をみせる

 

財前は医療部門の担当に話を持ちかけたが

「出資することはできない」

「ウチでやる話ではない」と断られてしまう

 

しかし財前はロケットエンジンの「シュレッダー」は

「医療部品としても応用がきくのでは」

「そうすれば支援することはできる」と佃製作所に報告

佃製作所は

エンジンバルブの契約を勝ち取らなければ

どちらの開発も窮地となってしまう一方でチャンスを獲得する

 

佃社長の娘「利菜」の激励を受け、活気を取り戻す佃製作所の社員達

試行錯誤の末、新型ロケットエンジンバルブを完成させる

そして帝国重工の「燃料試験」当日を迎える

 

佃製作所はかつてない高数値を叩き出す結果を納める

それでも佃製作所は帝国重工と「共同開発」をしている

「サヤマの方に分があるのでは」と不安の気持ちを抱いていた

財前は「この結果であれば、まず佃製作所に決まる」と断言する

 

サヤマの燃焼試験も成功を納めたものの、

「佃の方が上」の数値という結果であった

 

財前は自信を持って、「佃のバルブを採用するべき」と報告する

しかし、財前が「必要以上に」佃製作所と関係を持っていることを理由に反論がでる

ここで財前は佃製作所から持ちかけられた「シュレッダー」の話を持ち出す

しかし反対意見が幹部から多数でる

「リスクが高い医療分野への出資が必要なのか」

「他にもつ佃製作所と関係がるのではないか」

「燃焼試験のテストは微差であった」

「共同開発の方を優先するべき」

 

その結果、帝国重工は「共同開発」していたサヤマの

ロケットエンジンバルブを採用することを決定する

 

帝国重工の後ろ盾を失った佃製作所は

同時に先にあった「ガウディ」計画の支援も失ってしまうことに・・

 

佃社長は財前へこれまでにお世話になった礼を言う

財前もまた「採用できなかったこと」を佃に詫びる

佃社長は

「次こそはもっと良い物を作ってきます、また一緒にロケットを飛ばしましょう」

「本当は悔しくて悔しくてたまらない」

「中小企業でもロケットを飛ばしている誇りがあった」

と悔しさを爆発させる

 

「アジア医科大」の「貴船」「コアハート」の臨床試験が始まり

佃製作所からサヤマに転職した「中里」は

サヤマ社長から「コアハート」で成果を見せるように言われ

「コアハートの欠陥」に気づいていた中里は焦りを感じていた・・

 

佃製作所にサクラダ社長と一村、真野が訪れる

帝国重工の支援がなくなっていた佃であったが

「ガウディ」の開発を止めてはいなかった

佃社員を見て、驚き、心配、感動する

佃社長は

「良い物を作っていれば、それを必要としてくれる会社は必ずある」

と「ガウディへの希望」「プライド」を捨ててはいなかった

そして佃製作所一同は「なんとしてもガウディは完成させる」

と決意する

一村、サクラダ「あなた方に頼んで本当に良かった」

 

「コアハート」の件で佃の「山崎」は

「かつて自分たちが制作していた設計図を「中里」が盗んだのでは?」

と疑うと同時に、「あの設計書には・・・」と「コアハート」の設計図のミスを恐れ始める・・

 

「コアハート」の臨床試験に問題が生じ、

患者が心肺停止してしまう・・・

「貴船」は「コアハート」の臨床試験で事故が発生してしまい

激高すると同時に原因を考えていた・・

 

病院関係者を始め、事故の原因を把握することができずいた

 

流出した佃の設計書

それを持ち出し「コアハート」に用いたかつての佃社員「中里」

佃の技術を奪ったサヤマの「椎名」

連鎖して、「コアハート」の事故が発生してしまったのであった・・