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前回までのあらすじ

下町ロケット 第7話 「ガウディ」編 第2話 あらすじ

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帝国重工へのロケットエンジンバルブの部品供給契約で

大きく業績を伸ばしていた佃製作所であったが

次回の契約からは「コンペ方式」を採用すると通達された佃製作所

 

一方佃製作所をライバル視している「サヤマ製作所」は

日本クラインが佃製作所に開発依頼をしていた医療機器(人工弁装置)よりも

良品質・低価格で提供しようと持ちかける

 

佃製作所は資金面が厳しいことで医療機器の製作から、手を引こうとするが

かつての従業員、真野が務める北陸医科大学・株式会社サクラダが

開発している「ガウディ」開発の熱い想いを目の当たりにし

「ガウディ」の完成に協力することを決める

 

佃とサヤマ、互いに人工弁を作成しの開発競争が始まるのであった・・

 

以下、ネタバレ注意

「ガウディ」完成へ手助けを持ちかける

アジア医科大心臓外科部長の「三船」

しかし「ガウディ」は自らの力で完成させたいと断る

北陸医科大学心臓外科医の「一村」

 

佃製作所の技術を盗み改良された人工弁を作成中のサヤマ

一方「ガウディ」の人工弁に使用する納品用の製品を作成中の佃

一見、出来が良いように見えたが、どうしてもうまくいかない

佃社長「モノを作るのは頭じゃない」

と試行錯誤を繰り返す

 

医療機器の開発には「社会基盤が必要」と

許認可担当「PMEA」はサクラダと佃は見下され

北陸医科大学はここでも「コアハート」と協力するように忠告される

 

北陸医科大学の一村は今後出す論文で

「ガウディ」を支持する人も増える、と言い

佃とサクラダの面々もそれを信じることに

しかし、その論文は

アジア医科大の貴船によって発表を止められてしまう

 

アジア医科大の貴船

サヤマの椎名

PMEAの滝川

この3人は繋がっており、

「ガウディ」の開発を阻止・妨害し

「コアハート」の認可へ着々と歩みを進めていた

 

「無能な社員は必要ない」

と椎名社長に言い渡され

佃を裏切り、サヤマへ移った中里は

プレッシャーを感じていた

そんな折、日本クラインに納品していた

人工弁の異常を発見する

 

一方、椎名社長は

帝国重工の石坂・富山らにも根回しを行い

帝国が佃のものではなく

自社のロケットエンジンバルブを使用させるように仕向ける

 

佃は試行錯誤を繰り返していた

しかし、あと一歩のところで失敗してしまう

「PMEAの言う通り、重要な医療機器を製作することはできないのか」

諦めの気持ちを口にする技術開発部の立花、狩野

 

佃の開発部と社長はサクラダの元へ視察へ向かう

しかし「ガウディ」の製作には

あと半年で資金が底を尽きてしまうことを

佃社長はサクラダ社長から知らされる

 

北陸医科大学にも訪れた佃の一行

そこで幸いにも人工弁が適合するとして

翌日に手術を控えている少年「圭太」と出会う

一村は手術を見ていってほしい、と佃一行へ話す

 

大動脈の人工弁置換手術

使用される人工弁はアメリカ産のもの

圭太にとっては、大きなものであったが

現状ではこの人工弁を使用するしかない

また他の子供には適用することができない・・

 

圭太の手術は成功したものの

改めて人工弁を開発するための重要性を認識した佃一行

「ガウディ計画はただのビジネスではない」

「圭太のような子供を救うこと、苦しむを救うこと」

立花は真野・佃社長に

人工弁開発は必ず成功させると決意の言葉を口にする

 

PMEAに財務諸表を提出した佃製作所

しかしPMEAの滝川は「だめです」と評価

製造販売業の認可がを保有していないことを理由に

医療機器の開発を諦めさせようとする

佃はこれに反発し、

「ガウディ」開発を支援してくれる

「信頼できる大企業」を見つけると啖呵を切る

「想いのないところに進歩はない」

「私達を信じて欲しい」

「このガウディを完成させることができるのが、私たちしかいないんだ!」